癖?

婆ちゃんは立ち上がるだけでもずい分時間がかかります。座椅子に座っている位置から私たちの歩幅で2〜3歩のところにゴミ箱があるので、ごみを捨てるために立ち上がったりするのですが振り向きざまその位置から投げつけるのです。10回に1回はちょうど入るかもしれないけれど、大体はバラバラになるか横に落ちてしまいます。歩行器を動かそうと歩き始めるのかな?と思うと手の中に丸めて持ち替えて「えいっ!」とばかりに投げるのです。せっかく捨てるために立ち上がったのだから、もうちょっと近くに行けばこぼれないのに、結局横に落ちたごみを拾って捨てるためにゴミ箱に近づいて、なおかつ体を曲げて必死に拾い、それをゴミ箱に入れる行為をしなければならなくなるのです。「ばあちゃん!もうちょこっと近づいて入れれば一回で済むじゃん。」と言ってみるものの「へへっ」と笑って「そうだね」というのですが、毎回同じことの繰り返しなのです。聞いているのかいないのか・・・その行為を気に入って楽しんでいるのか・・・謎です。