実母(ばあちゃん、と呼んでます)

そろそろ我が家で暮らし始めて2年になろうとしています。まだまだ遠慮の塊で、毎朝主人に向かって「おはようございます。お願いします。」という言葉を欠かしません。これを聞くと(ああ、さぞかし自分の家に帰って大の字になっていばりながら寝たいかなあ)と密かに子供の私は聞きたくない言葉だなあと思ってしまいます。本人にしてみれば、娘の嫁ぎ先にころがりこんでしまった顛末に肩身の狭い思いをしていることで、申し訳ないと思う心がこういう言葉を毎日発しなければ気が済まないことなのでしょう。でもそんなに卑屈にならなくても・・・と思ってしまう私はいけない子ちゃんなのでしょうか?疲れているのでしょうか?
つくづく人間の気持ちは難しいものだと思います。ずうずうしければまたいやだし、遠慮しすぎるのも疲れるし・・・ちょうどいいっていうもんはないのかも・・・
ばあちゃん!自分の家のように思って堂々と振る舞って・・・お願い・・・親子だから・・・最後までお世話するって決めたことだから・・・
GUTI