きよちゃん!私の十八番を盗らないで!

太極拳のお稽古がある日は、主人(きよちゃん)も私も時間との戦いで大忙しです。会社から帰ってきて急いで支度をし、6時半までには旧社会保険センターに着いていなければならないので、5時に終わる私は少し余裕があるのですが、5時半までお仕事の(きよちゃん)は全く余裕がありません。(ちょっと弁護しておきます)
昨日も会社から帰ってきて大忙しで着替えてすぐ車に乗り込み、なんとかギリで間に合って、柔軟体操をやり始めました。すると体操の掛け声をしていた先生が主人の方を見て、
「Tシャツが裏表逆、イヤ後ろ前!」
と大きな声で言うのです。掛け声のついでに言うものだから、ちょっと何事かととまどいましたが、さらに、
「Tシャツが前と後ろと逆だよ。どおりで顎のところがキュッと上がって、窮屈そうだもの」
追い討ち掛けての大声です。主人は、
「エッ?あっほんとだ!」
と言いながら、クスクス笑われている中、平然と裸になり、その場で着直しました。いつもは、それは私の役目で、しょっちゅう裏表に着たり、後ろ前に着たりして人に指摘されるのですが、太極拳ではまだ失敗はありません。それでも心配になり、
「えっ?私は?私はいいよね!」
と言わなくてもいい言葉を言ってしまい、またドッと笑われてしまいました。

きよちゃん!あんたまでyamittiみたいにおっちょこちょいにならなくても・・・いいじゃん!