自負

「自負」という言葉を辞書で調べてみた。(自分の才能に自信を持ち、誇りに思う心)または(うぬぼれる)とある。
昨夜、ちょっとした言い争いをした。相手の言い方が悪く、何を言いたいのかよくわからない。相手はいつもそういう調子なので、携帯に電話が入ったとき、一瞬イヤだなと思いながら出た。案の定、何を言っているのか、なかなかつかめない。イライラして、高飛車に出た。相手よりちゃんと周りが見える大人であると常に「自負」していたから、エラそうに応対した。向こうも必死であったが、私はちゃんと聞いてやる姿勢も見せずに、言い争いになって先に電話を切ってしまった。後味の悪い応対で、後悔した。
翌日になっても後味が悪く、何で穏やかに接することができなかったのだろう?と自分の心の狭さに情けなくなってくる。いつもそういう調子なら、相手の不得手と判断し、その上をいく穏やかさを持って接してあげれば、相手の言いたいことも見えてきたかもしれないのに・・あとの祭りである。
いっつも繰り返し・・・私ももっと穏やかな大人にならなければ、かわいらしい(おばあちゃま)には到底なれそうにない・・・