とてもいい雰囲気の中、東京の「大國魂神社」で甥の結婚式が行われた。お天気も良く七五三参りの着飾った人たちのギャラリーの中で、巫女さんに続き朱い傘をさした白無垢の花嫁と神妙な姿の甥が主役となり、両家の両親、親戚、友人と縦の二列に並んで神社の境内を歩いていく。私もその親戚の人たちの一部であって、自分が観られているわけでもないのに何だか妙な気分で背を伸ばして歩いてみる。鉄の杖みたいなものを持った白い着物を着た人が両側で大きく地面をたたき、シャンシャンと音を立てている。初めての神社での結婚式参加に、私の胸も躍る。新鮮で厳かな結婚式の始まりである。
続きは明日・・・
